メンテナンス日記
雪の日のできごと
2018-02-13
雪が良く降りますね~。今年は霜で車のガラスが凍ってる!って事は少なく、ガラスを覆う雪を払っている印象が強いなと感じる福岡営業所・髙林です。
遠方の協力会社さんや友人から、よく「福岡・佐賀って暖かいんでしょ?いいなぁ。」と言われます。南方に位置しているからでしょうか。
しかし在住の我々は「日本地図を思い出してご覧。福岡・佐賀なんて、日本海に面した極寒の地ですからぁ!残念!」と往年のギター侍ばりにバッサリと切り捨てます。そんな暖かい土地ならJリーグやプロ野球がキャンプに来るって。来ないってことは怪我しそうなくらい寒いんだって。これテストに出るぞー。
「東京や大阪とぜんぜん変わりませんからぁー!むしろ大都市より地方が寒いはず・・・・斬り・・・」
そんな雪が良く積もった日の午前9時。携帯が鳴り響きます。
「髙林さん、乾燥機の調子が悪いんです」
「どんな塩梅ですか?」
「洗濯物を入れて100円玉入れてもゆっくりとしか回らない」
「ほうほう」
「しかも若干焦げ臭い」
「ただちに使用を中止して下さい!コンセント抜いて貼り紙して下さい!!!ダメ!!ゼッタイ!!」
こんなやり取りを行った後に気づいたのですが、その日は積雪が激しく高速道路が通行止め。福岡営業所へ向かうことを諦め、本社に出勤していました。
行って帰るまでにどのくらい時間がかかるだろう?けれど考えている間にも焦げ臭い状態は続く。とりあえず準備して行ってみよう。
道中、とてつもない渋滞に出くわし、3時間かけて到着。
問題の乾燥機を確認すると、ドラム内に衣類が入るとその重さに負けて回りきれない。そして確かに焦げ臭い。
モーターの故障と判断し、準備してきたモーターと入れ替える対応をしました。
モーターの故障と判断し、準備してきたモーターと入れ替える対応をしました。
①乾燥機を作業しやすい場所へ下ろします。スーツでやると非常にリスキーですが仕方ありません!
②背面パネルを開けると内部があらわに。ホコリで気管支やられるのでマスクはしっかりと装備!
③各パーツを外していくと、上部にモーターさんが鎮座されています。メインの機械なので下界を見下ろす位置におられます!
④今回、新しいお上の座を受け継ぐモーターさん2代目です(中古部品)。また世の中の役に立つ日が来ました!
交換した後は逆の手順で元通りに組み上げていきます。ホコリとの戦いです。せっかくなので清掃しながら組付けます。
⑤そしてテストを実施。無事に動き出す乾燥機ちゃんでした。
まさかの大雪の日にメンテナンス出動するとは思っていませんでしたが、速やかに対応できて私も満足。病院さんも笑顔。
「ありがとうございました~」と言いながら病院さんを出たはいいものの、帰りの渋滞の方が酷く残りの気力を削られました。
「ありがとうございました~」と言いながら病院さんを出たはいいものの、帰りの渋滞の方が酷く残りの気力を削られました。
本社に近づけたのはうっすら暗くなったころ。1日のほとんどを営業車の中で過ごした日でした。
お陰でず~~~っと腰が痛い!(泣)
お陰でず~~~っと腰が痛い!(泣)
そんな事を思っていたら右レーンにGoogleの車が!。このドライバーさんなんて世界各地の細い道まで撮影しているんだと思うと、私なんて1日だけの話。挫けてはいけません!
腰の痛みはさて置いて、さぁ今週も頑張りましょう!
腰の痛みはさて置いて、さぁ今週も頑張りましょう!
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