メンテナンス日記
コーチングとティーチング タカバヤシ
2023-06-02
どうも皆さんこんにちは。教育に悩むタカバヤシです。
今回はメンテナンスに関する事でないので、写真がありませんし、大変マジメな回です。何もボケをかまさずつまらない回になると思いますが、しばしお付き合いを。
さて、4月末で偉大なる大先輩、20年戦士の「古賀」が退職をしました。これはダメージ大でしたね。
しかし会社・組織というものは歩みを止める訳にはいかないもの。残ったメンバーでしっかりと歩を進めて行く必要があります。私もノホホンと過ごしてきたのですが、古賀先輩が辞めるとなりまして、説得を試みたりした期間もありましたが、腹を括るといいますか、前を見据えると言いますか、気持ちを切り替えた瞬間からノホホンとしていたのがヌラ~っと仕事し始めました。うん。切り替わってない。
4月末日で1人減った状況から、つい先日5月の下旬に新入社員くんが入ってきました。時が来たらブログデビューもするでしょう。
そんな訳で、新入社員くんに「教える」ことが私のミッションとなりました。
ノホホンと、ヌラ~っと教えることは出来ません。ここは先輩面して、威厳を保つ必要がありますよね。だって先輩社員ですもの。
教えてみるとわかります、「業界に染まり切った自分」が居るなと。
当たり前・常識と捉えていたことが、新入社員くんにとってはセンセーショナルな新しい知識となってシナプスを攻撃しまくり頭から煙を出しています。私にとって簡単なことは彼にとって難しく、逆に彼が今までの人生で学んだことを掻い摘んで語ってもらうと、私にとっては難しく新鮮な情報として入ってくるのです。
こうして知識の交換ができるというのも、人間が進化できた素晴らしさ。語れる経験・知識があるというのは、その人の魅力であると素直にリスペクトする部分です。
さて、愛するFootballの話に少しそれますが、指導者が選手に声掛けをする際に「コーチングとティーチングの使い分け」をすることが多々あります。
・コーチングは部下から答えを引き出す質問を投げかけたり、共感や傾聴の姿勢から気づきを与えたりする方法。
・ティーチングは部下に応えを与える形で指導して、上司が身につけている仕事の知識や技術を提供する。
簡単に検索すると、こんなことが書いてありました。ここに私の持論ですが、「学習は予習が大切」を掛け合わせます。
社内で程よくティーチングで予習をしておき、現場で何か起きた際に(もしくは私が起こす)、コーチングで体験させて点と点が線になる経験をして貰おう。そんな手順で新入社員くんへ教えているワタクシです。普段がヌラ~っとしているので、もう見下されている感はしますが。
今まで私を辛抱強く教え、導いてくれた師匠や先輩に迫れるように。私もぬらりひょんから脱却するタイミングなのかもしれません。
古賀先輩、本当に今までありがとうございました。僕ら、しっかりと励みます。
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