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メンテナンス日記

時間との闘い

2016-07-08
時刻合わせ
 こんにちは。福岡営業所・髙林です。
 
夏真っ盛りな空が見え始めました。今年は猛暑となるもようで、今時点でも晴れたら汗が止まらない状況となっています。「こいつはすげーや!」など思ってましたら、今朝の3時頃は今まで体験したことないくらいの豪雨で目が覚めました。ほんとスコールという表現が当てはまるような雨量でした。まるで亜熱帯のような九州地方です。
 
さて、そんな猛暑を感じさせる数日前の晴れの日に、ホテルさんより入電です。
「タカバヤシさん!お昼にチェックインした方が有料放送見始めたら、15分くらいで見れなくなったとクレームが!」とのご連絡。
「あれま!それはタイマーの時計がずれている可能性が高いですね!」とご回答。
 
このブログをご覧の皆さんにご説明しますと、PAYテレビのカードを入れる機械(以後タイマーと呼びます)には時計が内蔵されています。設置する際に時計を合わせて、「PAYカードを認識したら、〇時まで視聴可能だぜ!イヤッホゥ!」と設定を行うのです。通常はお昼の12時でリセットするような設定で運営しているのですが、例えば11時30分にカードを挿入して作品を見始めると12時までの30分しか視聴できないという事が起こります。
このタイマーは、通電状態であれば地上放送の電波から、時計データを拾って自動で時計を合わせる機能がついているのですが、ビジネスホテルさんによっては、客室に入り鍵に備え付けてあるキーホルダーを差し込んだらば初めて部屋に通電する「エコ回路」というお部屋が多くあります。
そのような場合だと、タイマーは時間を拾うタイミングを逃してしまう場合があるんです。
 
今回もその例に沿った内容であると説明を致しました。
ホテルさんの担当マネージャーさんから申し訳なさそうに、「それじゃあ時計のチェックとセッティングを全室お願いできないだろうか?」という運びとなりました。
 
後日に訪問し、全室を回ったところ平均して20分の遅れが見られました。画像は最も誤差があったお部屋その一例です。「NOW」の表示時間がタイマーに設定されている時間。「SET」の表示時間がこれから正確な時間を設定しようとしている正しい時間。
設置・運営開始から丸5年が経過しての状態でした。
 
全室をチェックし終え、マネージャーさんにはお詫びをしたうえで結果報告。了解を得て完了となりました。
 
客室をチェックする間は、チェックアウト~チェックインの時間帯に巡回するのが基本なのですが、もちろん私は巡回した時間帯も例に漏れず、この時間帯は全館エアコンOFFの状態が普通です。客室はもちろん、廊下まで蒸し暑い状態です。
 
チェックを終えて真夏の日差しを受けた車に戻り、作業着の上着を脱いでみたら淡い紺色のSTP作業着。どす黒い色に変わっていました(笑)
STPで一番の汗かきを自他ともに認める私ですが、どんだけ汗かきなんだと自分にツッコミを入れつつ、来たる猛暑に憂鬱な気分です。
 
もうすぐ梅雨明けになるようです。無事に猛暑を乗り切りましょう。
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